素人作品の仮名表記の慣行と、出演者特定の仕組み
MGSの素人作品では、出演者は仮名でしか紹介されません。それでも当サイトは、多くの作品について出演者名(推定)を掲載しています。
このページでは、なぜ仮名しか出ないのか、そしてなぜそこから名前を絞り込めるのかを説明します。 当サイトがどういう根拠で情報を出しているかの開示でもあります。
なぜ仮名なのか
理由は制作側と出演者側の両方にあります。
制作側から見れば、素人企画という体裁は仮名によって成立しています。 本名や芸名が出てしまうと「素人」という前提が崩れるため、企画の設計上、仮名が使われます。
出演者側にも事情があります。素人名義での出演と、本名義での活動を切り分けたい場合、仮名はその境界線になります。 同じ人物が、レーベルごとに違う仮名で複数の作品に出ていることも珍しくありません。
つまり仮名は隠蔽というより、企画の様式として機能しています。
仮名表記の慣行
MGSの素人作品では、出演者の紹介フォーマットが比較的そろっています。
- ・名前はひらがな中心、下の名前のみ
- ・年齢が併記される
- ・職業や属性が書かれることが多い
この「そろっている」ことが重要です。表記に一定の型があるということは、作品をまたいで比較できるということでもあります。 フォーマットがばらばらなら、そもそも照合という作業が成立しません。
なぜ外部情報と突き合わせられるのか
出発点は品番です。品番は作品を一意に指す識別子なので、同じ品番の作品について誰かが何かを書いていれば、 それは同じ作品についての情報だと確定できます。
そして、品番と出演者名の対応をまとめた有志運営のデータベースが複数存在します。 作品を見た人が自分の知識で対応を記録しているもので、公開情報として誰でも参照できます。
当サイトがやっているのは、それらを照合することです。独自に取材や調査を行って人物を同定しているわけではありません。 あくまで公開されている情報を突き合わせ、その結果を確からしさとともに提示しています。
照合の実際
複数の情報源が同じ品番について同じ名前を示していれば、その情報の確からしさは上がります。 逆に、情報源によって違う名前が出てくることもあります。 有志が編集している以上、記載が誤っている可能性も、単純な取り違えもあり得るからです。
そこで当サイトは、一致した情報源の数を確度の基礎に置いています。 複数が一致すれば確度は高く、ひとつしか記載がない、あるいは記載が割れている場合は確度が下がります。
仮名と名前の「読みの符合」
もうひとつの手がかりがあります。素人名義の仮名が、その人の名前の読みの一部を含んでいることがあるのです。
呼び慣れた名前の方が撮影中に自然に振る舞えるという実務的な理由があるためか、 仮名が完全な創作ではなく、実際の名前から取られているケースは少なくありません。
当サイトに収録している、仮名と推定名の読みが符合している例
情報源がひとつしかない作品でも、その情報源が示す名前と作品内の仮名が読みの上で符合していれば、 記載が正しい可能性は上がります。逆に、まったく関係のない読みであれば、その記載は保留すべきということになります。
ただし限界もあります。ありふれた読みの名前なら、偶然一致することもあるからです。 この手がかりは確度を上げる材料のひとつであって、それ単独で人物を確定するものではありません。
確度の2段階
以上を踏まえて、当サイトは出演者情報を2段階で表示しています。
- (推定)複数の情報源が一致している、または情報源の記載と仮名の読みが符合しているもの
- (推定・要確認)情報源がひとつしかなく読みも符合しない、または情報源によって記載が割れているもの
現在、確度の高い「(推定)」が2,053件、 要確認の「(推定・要確認)」が3,431件あります(当サイトが推定を付与した素人作品の出演について)。
「(推定・要確認)」の情報を削除せずに掲載しているのは、それが誤りだと確認できたわけでもないからです。 確からしさを明示した上で残しておく方が、消してしまうよりも役に立つと考えています。 あとから情報が集まって判断が変わることもあります。
限界と、訂正について
ここまで説明したとおり、当サイトの出演者情報はすべて推定です。断定はしていませんし、断定できる立場にもありません。
情報源が誤っている可能性、読みの偶然の一致、単純な取り違え——誤りが混じる経路はいくつもあります。
掲載内容に誤りを見つけられた場合、あるいは削除をご希望の場合は、お問い合わせ・修正依頼からお知らせください。確認のうえ対応します。
※出演者情報は品番・名義からの推定であり、同一人物と断定するものではありません。